働くママ・プレママの応援ガイド

働くママ・プレママの
応援ガイド

 動物病院やペットショップは女性の多い職場です。しかし、「ママになっても働き続ける」という選択肢が一般的になってきたのは、ここ数年のことではないでしょうか。
「妊娠したら退職する」から「妊娠しても、働き続ける」へと変わり始めています。
それでも、自分の働く動物病院やペットショップに先輩ママさんがいなければ、わからないことばかりで不安なことでしょう。
 ペットリクルートは、働くママさん・プレママさんを応援します。少しでもお役にたてれば幸いです。

【妊娠がわかったら…】

妊娠の職場報告

妊娠中の女性

 妊娠がわかったら、なるべく早く職場に報告しましょう。本来、妊娠・出産は喜ばしいことなのですが、人手不足の動物病院やペットショップだったり、就職して間もなかったりするとなかなか言い出せずに悩んでしまう方もいらっしゃると思います。

 しかし、妊娠初期の体は非常に不安定です。つわりや貧血などで体調が悪くなったり、場合によっては、切迫流産で急きょ安静の指示がでることもあります。また、レントゲンやお薬などの赤ちゃんへの影響も、妊娠4か月までの初期が最も気になるところです。

 職場側からみても、妊娠の報告は早いに越したことはありません。出産後もお仕事を続けるにしても、一時的には人員不足となります。人員不足を補うために求人募集をかけるのかどうか、もし求人をかけるなら少しでも早く動き出さなければなりません。

 自分のため、赤ちゃんのため、そして職場のためにも、赤ちゃんの心拍が確認された5週目以降を目安になるべく早く妊娠報告をしましょう。

何に気を付けたらいい?

 レントゲンやお薬の被ばく、動物からの噛みつき、人獣共通感染症…、と妊娠中は気になることがたくさんあります。動物病院やペットショップでのお仕事という性質上、リスクのあることに全く関わらないというわけにもいかないでしょう。次のことに気をつけながら、職場のスタッフたちと協力しあって妊娠期間中を乗り切りましょう!

・動物のトイレ掃除にはマスク・手袋を着用する。

 特に猫の糞から感染するトキソプラズマは、妊娠中に初めて感染した場合に、胎児にも感染して影響を及ぼすことがあります。日本では、長年動物病院で働いている獣医師・動物看護師でも、意外と感染したことのない方が多いです。トイレ掃除時はマスク・手袋を着用しましょう。自分専用のものをすぐ身に着けられるようにしておくといいですね。

・お薬の調剤時にはマスクをし、手洗いを忘れずに。

 動物病院では、薬剤をすりつぶしたり、混合したりといった作業を日常的に行っていることと思います。その際、気がつかないうちに空気に舞った薬剤を吸っている可能性があります。念のためにマスクを着用し、誤って口にしないよう調剤後はしっかりと手洗いをしましょう。

・レントゲン撮影時には、必ず防護エプロンをする。

 妊娠中に特に気になるレントゲン撮影ですが、防護エプロンを使用していれば被ばく量は少なく、仮に妊娠していても影響は心配ないという報告があります。そのため、必要以上に怖がることはありませんが、他のスタッフと協力し合って避けられる時は、避けるといいですね。また、いつ妊娠していても大丈夫なように、従来からレントゲン撮影時は必ず防護エプロンをしましょう。

参考:一般社団法人 日本放射線科専門医会・医会(JCR)
医療従事者の妊娠と放射線防護について」
http://www.jcr.or.jp/woman/Protection/protect.html

・疲労を感じる前に休む。

 妊娠中は、大丈夫だと思っていても自分が思っている以上に体に負担がかかっています。特に、立ち仕事は切迫流・早産や妊娠高血圧症を引き起こすリスクが高いとも言われています。妊娠中に無理をすると取り返しのつかない事態にもつながりかねません。周りに遠慮しすぎず、「疲れた」と感じる前になるべく椅子に座って休むクセをつけましょう。

これらのことに気を付けていても、妊娠・出産には予期せぬトラブルがつきものです。心配事や悩み事は抱え込まずに、院長先生や店長など、周囲に相談して理解を得るようにしましょう。

【産休・育休制度って】

トリマー

 ここ数年、動物病院・ペット業界でも、産休・育休制度を取得して職場復帰する方が増えてきました。どのような制度かおさらいして、是非活用しましょう!

●産前産後休業(産休)
 …産前6週間前(双子は14週間前)から産後8週間までの休業期間

働いている女性で、妊娠している状態であれば誰でも産休を取得する権利があると労働基準法で定められています。勤務している会社の就業規則に制度が記載されていなくても、申請をすれば産休を取得することができるのです。また、雇用形態も関係なく、アルバイトやパートの方でも産休を取得することができ、産休取得を理由に解雇をすることは法律で禁止されています。

もらえるお金

出産育児一時金:健康保険から出産に対して支給される。赤ちゃん1人につき42万円
出産手当金:健康保険加入者に支給される。およそ月給の3分の2(期間は、産前42日(多胎妊娠は98日)から産後56日間分)(国民健康保険加入者は対象外)

●育児休業(育休)
 …産休終了後から子どもが1歳の誕生日を迎える前日までの休業期間
 (保育所に入所できないなどの理由がある場合は、1歳半まで延長可)

 育児休業は男女関係なく取得することができる制度です。また、正社員だけでなく、派遣社員や契約社員といった期間雇用であっても、育児休業の取得は可能です。ただし、次のような条件にあてはまることが必要になります。

  • ・同一事業主で1年以上働いている(日々雇用される者を除く)
  • ・子どもが1歳になっても雇用されることが見込まれる
  • ・1週間に3日以上勤務している
  • ・期間雇用の場合は、子どもが1歳になってからさらに1年以上あとまで契約期間があること

もらえるお金

育児休業給付金:育休前の日給 × 日数 × 67%(6ヶ月以降は50%)

 産休はすべての女性が取得できるのに対し、育休は「同一事業主で1年以上働いていること」が条件となっています。
 育児休業を取得して、職場に復帰したいと考えた場合には、産休に入る前に1年以上働いた実績がないと、給付金が支給されないので注意しましょう。

 産休・育休制度は、子どもができても働き続けることを支援する素晴らしい制度です。しかし、それは、自分の復帰を待ってくれる職場の理解があってこそ成り立つのだ、ということを忘れないようにしましょう。
 休業復帰を見込んで、新規採用募集をしない動物病院もたくさんあります。その際、残された職場のスタッフの負担はどうしても大きくなるでしょう。「ありがたい」という気持ちを常に持ち、職場のスタッフへの配慮を欠かさないことが大切です。それが、自分のスムーズな育休復帰にもつながります。
 出産して少し落ち着いたら、赤ちゃんを連れて職場に挨拶に行くといいですね。職場の迷惑にならない範囲で、休業中も職場のスタッフとコンタクトを取ることをおすすめします。

【働くママの悩みごと】

子どもの病気に悩んだ時は

トリマー

 動物病院やペットショップで働くママの一番の悩みごとは、子どもの急な病気ではないでしょうか?
 特に保育園に通い始めの1年間は、しょっちゅう熱をだしたり、何らかの感染症に感染します。
 「仕方ない」と頭では分かっていても、仕事を休めば職場への申し訳なさが募り、子どもを病児保育などに預けると一緒に居てやれない辛さに苛まれるのではないでしょうか。

 発熱が数日続くと、仕事を辞めたほうがいいかもしれない、という思いに悩まされるかもしれません。

 でも、そこが踏ん張りどころです。徐々に熱を出す頻度が少なくなり、1年も経てば滅多に風邪をひかなくなります。ここで辞めずに踏ん張ることは、自分の為だけでなく、将来育児期を迎える後輩たちへ道をつなげることにもなるのです。辛いのは一時のことだと思ってください。

 ただ、踏ん張れるためにも、子どもが病気になった時、突発的な事態が起こった時に、子どもをお願いできるルートをなるべく確保しておきましょう。病児保育への登録や信頼のおけるシッターさんの存在、ママ友など、きっと助けになってくれます。
 また、子どもの病気に関しては、実際に自分が親になってみないと分からないことも多いものです。職場への配慮も忘れないようにしましょう。

パートで働くということ

 子どもが小さい間はパートで働くことを選択される方もいらっしゃいます。そのメリットとデメリットを挙げてみましょう。

●メリット
・勤務時間が少なく、子どもとの時間が取れる。
・残業の心配が少ない。
・業務の負担が少ないことが多い。
●デメリット
・保育園に入園しにくい。(多くの場合、勤務時間が少ないと入園に不利になるため)
・給料が下がる。
・任される業務が減る可能性がある。

 子どもに習い事をさせるためにパート勤務を選択、という場合もあるでしょうし、2人目・3人目を保育園に入れるために正社員を選択、という場合もあるでしょう。とにかく、フルタイム勤務では日々が回らない、という方もいらっしゃるかもしれません。
 最近では、動物病院・ペット業界でのパート募集も増えてきました。上に挙げたようなメリット・デメリットを考慮しつつ、一つの選択肢に入れることをおすすめします。

子育てと両立しやすい職場を探す

 子どもが生まれると、今までと同じ働き方でいいのかどうか悩む場面が増えると思います。子どもとの時間・仕事のやりがい・お給料・精神的余裕…
これらを天秤にかけて、どう働けば自分と家族が幸せなのかを考えなければなりません。

もしも、現在の職場でバランスをうまくとれないと感じているのなら、転職するタイミングかもしれません。

 まずは、自分の希望条件を書き出して、条件の優先順位を決めて、お仕事探しをはじめてみましょう。
 また、面接の際には、残業の有無や産育休の実績などの気になる点はしっかり確認しましょう。もちろん、労働条件ばかり気にしていては、面接官から好ましく思われないことも事実ですので、これらは他の全ての質問が終わった後にすることをお勧めします。

謙虚な姿勢を大切にしながら、可能な限り企業側の本音を聞き出し、ギャップがないかを確認することが、転職成功のカギとなるでしょう。

きっと、あなたにピッタリの職場がみつかります。まずは一歩を踏み出してください!

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